腱鞘炎の治療を2倍に早める3種の栄養群!

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 関節の使い過ぎで起こる腱鞘炎。その腱鞘炎の予防力を高め、治療期間を早める簡単な方法がある。それは腱や腱鞘をつくっている栄養を上手に取り入れることだ。

  • 腱鞘炎とは?
  • 腱鞘炎を起こしやすい原因!
  • 腱鞘炎を治す栄養1「ムコ多糖類」
  • 腱鞘炎を治す栄養2「不飽和脂肪酸」
  • 腱鞘炎を治す栄養3「ビタミン、ミネラル」
  • まとめ

腱鞘炎とは?

腱鞘炎とは?

関節を動かすのは筋肉。筋肉の力を骨に伝えるのが腱。アキレス腱の腱だ。関節を曲げたとき、それが浮き上がらないように抑えるのが「腱鞘」というトンネル状のもので、その中を腱が通っている。この腱と腱鞘の間に起こる炎症が腱鞘炎だ。原因はリューマチなどの病気を除けば、関節を急激に使い過ぎることだ。

 

腱鞘炎を起こしやすい原因!

ムコ多糖類の世代別変化

腱鞘炎を緩和するムコ多糖類は年齢とともに減少する。その減少率は男性よりも女性のほうが大きい。

他にも原因がある。腱鞘炎などの炎症は、歳を重ねるごとに起こしやすくなる。理由は加齢により潤滑油の役目をしているムコ多糖類やコラーゲンなどが減少するからだ。その他にも偏食、更年期などによるホルモンバランスの変化がある。

腱鞘炎を起こしづらくするためには、腱と腱鞘との摩擦を少なくすること、炎症を緩和することが大切。それをするのが栄養だ。滑らかな動きをつくる潤滑油や摩耗を防いだり補修したりするのも栄養の役目。それは大きく分けて3つある。

 

腱鞘炎を治す栄養1「ムコ多糖類」

 

ムコ多糖類は、プロテオグリカンとも呼ばれ、代表的なものにコンドロイチン硫酸やヒアルロン酸などがある。

それは水分を大量に抱え込む性質があり、クッションンや潤滑油のような役目をする。ムコ多糖類のムコとはネバネバのこと。納豆や昆布などのネバネバ食品を想像してもらえば分かりやすい。腱と腱鞘の間でヌルヌル感を発揮して、滑らかな動きを作り出す。

これらは年齢とともに減少するため、積極的に摂取しなくては炎症を起こしやすくなる。四十肩や五十肩なども、このことが一因と考えられる。

 これらを多く含む食品は

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は消化官を通過できないため、それを体内で作りだす良質タンパク質とビタミンをとることが重要。チーズ、ヨーグルト、牛肉、豚肉、鶏肉、魚類、大豆類、うなぎ、玄米など。

コンドロイチン

鶏の軟骨や皮、魚の骨、牛スジ、サメ軟骨、うなぎ、ドジョウなど。

 

腱鞘炎を治す栄養2「不飽和脂肪酸」

潤滑油

炎症を防ぐには脂肪酸が重要な働きをしている。脂質は悪玉といわれる飽和脂肪酸と、善玉といわれる不飽和脂肪酸がある。

善玉の不飽和脂肪酸にはオメガ3、オメガ6、オメガ9の3種類がある。3種類とも大事だが、オメガ6とオメガ9は、通常の食事でも充分とれているので、オメガ3を積極的にとりたい。

 

オメガ3(n-3系脂肪酸)

炎症を和らげるほか、LDLコレステロールを下げる、中性脂肪を下げる、動脈硬化・心筋梗塞の予防、高血圧の予防、加齢黄斑変性の予防、認知症の予防、脂肪肝の予防などの効果がある。代表的なものに、α―リノレン酸、EPA、DHA、亜麻仁油、エゴマ油、シゾ油、青魚、ウナギなど。一日1度は90g程度の青魚を食べることをおすすめする。

 

オメガ6(n-6系脂肪酸)

重要な脂質だが、摂りすぎると肥満やアレルギーの原因となる。代表的なリノール酸は体に良いとされていたが、近年の研究ではインスリンの分泌を抑制して、肥満を引き起こす可能性が指摘されている。そのほかリノール酸、コーン油、紅花油、大豆油、ひまわり油などがある。

 

オメガ9(n-9系脂肪酸)

もっとも酸化しにくい油だが、とり過ぎに注意!オレイン酸、オリーブ油、キャノール油などがある。

 

ビタミン・ミネラル

ビタミン&ミネラル

抗炎症作用をもつビタミンB2,ビタミンB6、ビタミンC、ナイアシンなどのビタミン類。亜鉛、マグネシウムなどのミネラル類がある。こちらは基礎栄養素でもあるので、マルチミネラルやマルチビタミンを活用するのが効果的。

<ミネラル・ビタミンの上手なとり方は「ビタミン・ミネラル効果を100%にするリービッヒの最少律」を参考に> 

 

飽和脂肪酸

酸化する機械

摂取を控えたい脂肪。ラードやバター、肉類の脂肪や乳製品、お菓子やインスタント食品類などに多く含まれる。血中で固まりやすい性質をもっており、ドロドロ血や炎症を促進させる原因となる。さらに中性脂肪やコレステロールを増やし肥満を促進、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などの生活習慣病につながるため要注意。

 

その他

ファイバープロテイン

炎症を抑制しスムーズな関節の動きをサポートするものとして、ファイバープロテインがある。コラーゲンなどの繊維タンパク質のことで、ムコ多糖体タンパク質と協力しあう関係だ。ベッドやソファを例にすると、ウレタンなどのクッションがムコ多糖体(類)、スプリングがファイバープロテインということだ。

また腱や腱鞘の原料でもあるので、摩擦でスリ減った部分の回復に重要な役割を果たす。

<参考:「スポーツ界が注目するファイバープロテイン」>

 

まとめ

腱鞘炎は腱と腱鞘の間で起こる炎症のこと。それは年齢とともに引き起こしやすくなる。その治療と予防には特定の栄養成分が重要な役割を果たす。ムコ多糖類、不飽和脂肪酸、ビタミンとミネラルを上手にとることで、早期の治癒、発症予防を促す。

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