筋膜リリースの適切な圧力とは?

筋膜リリースの圧力

 

筋膜リリース法は、根本的にマッサージとは異なります。マッサージであれば「痛気持ちいい」のがお好きかもしれませんが、それでは筋膜リリースの効果が低下します。筋膜リリースをするときの適切な圧力は、「物足りない」と感じるくらいが、ちょどいい圧力です。

適切な圧力とは?

物足りない感じが大切!

普段からマッサージや整体をしている方にとっては、「これって効いているの?」「こんなので効果あるの?」と感じると思います。しかし筋膜リリースは、筋膜を広い範囲で伸ばすことが目的です。

そのため、筋膜が伸びやすいように、ちょっとだけテンションを加えてあげるのが、筋膜リリースの「押す伸ばし」です。反対に、筋肉をゴリゴリ押す行為は、筋膜のゆがみを悪化させてしまいます。

マッサージで「揉み返し」になることがあります。マッサージに不慣れや力が強すぎることで起きます。それは強く揉んだことで、筋膜が炎症を起こしている状態です。それでは意味がありません。

ゆっくりと圧力をかける!

スローテンポで行うことが大切です。やさしくマッサージする感じで、2~3秒かけて圧力を入れていきます。1ヵ所につき10秒ずつ行うことで、表層部の筋膜がゆるみ、深層部にも圧力が伝達します。

マッサージのように「気持ちよさ」を即感することはできませんが、毎日行うことでその効果を数日で実感することができます。もしも実感できないようであれば、押す位置を再度確認してください。

筋膜リリースの適切な圧力のまとめ

  • 指圧とは違い、筋膜を伸ばすのが目的
  • 物足りない感じの圧力をゆっくり入れる
  • 1ヵ所10秒かけて、やさしく力を入れる

 

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