チアシードを食べて、下痢や腹痛になったという方がいます。チアシードには副作用はありませんが、副作用に似た症状を起こすことが数多く報告されています。
また一部の医薬品でも問題が指摘されています。チアシードの副作用といわれる原因と対策は?
お腹が緩くなる。。それって副作用?
チアシードを食べると腸の働きが良くなります。もちろんお通じが良くなりますよね!しかし腸のぜん動運動が活性化し過ぎると、ゆるゆるになることがあります。食べ合わせによっては下痢に近い状態になることも。これって副作用ですかね?
でもこれは一時的なものです。一部の危険性を除けば・・・
頭痛になったと聞きますが?
チアシードは血液をサラサラするDHAやEPAなどを増やす作用があります。青魚の良質脂質として有名ですよね!動脈硬化や血管内の血栓を溶かして、血液の流れを良くすることで知られています。チアシードにはこの成分を体内でつくりだす作用が認められています。
もちろん脳内の血流も良くなるため頭痛がする方もいます。また血栓を溶かす性質から、血管内壁から剥がれ落ちた血栓が、さらに奥に流され血管が詰まることも稀にあるようです。頭痛がひどい場合は、病院で診断してください。 しかしこれらも副作用とは言えませんよね!
太ってしまった?
チアシードを食べれば食べるほどダイエット効果がある、と勘違いする方がいます。そんなことはないですよ!チアシードは6大栄養素をバランスよく備えた超優良補助食品ですが、カロリーもしっかりあるため、食べ過ぎれば当然太ります。チアシードに含まれるカロリー量は大さじ1杯分(15g)で58カロリーほどです。
ごはん一善で約180kcalですから、おちゃわん3分の1ぐらいのカロリーですね。副作用としてチアシードを食べて太ったという方は、チアシードの副作用ではなく他に原因があるのではないでしょうか。
こちらで、チアシードのダイエット効果を高める方法をご紹介しています。スアシードでスッキリとダイエットしてください。
薬の飲み合わせにご注意あれ!
薬を服用されている方は、チアシードの摂取を医師に相談してください。医薬品よっては、薬の効果に影響がでるものがあります。
例えば、抗凝血剤の作用に影響して、出血期間が延びることがあります。また高血圧で降圧剤を服用されている方は、血圧を下げ過ぎてしまうことがあります。
ご心配な方は、医師や薬剤師に相談してください。難しい場合は、チアシードを食べる時間と薬を服用する時間を1時間以上離してください。しかしこれらはチアシードの副作用ではなく、食べ合わせの範疇です。
まとめ
- チアシードには副作用はない!
- 効果的な反応(過作用)によって、下痢や頭痛を起こすことがある!
- 食べ過ぎるとダイエット効果が弱くなることがある!
- 薬との飲み合わせには十分気を付けてください。
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