コンドロイチンやグルコサミンが効かない!
それらが機能する環境が悪いのでは?コンドロイチンなどを働かせるためにはある成分が必要だったのです。弾力性がありクッションの役目をするコンドロイチン。しかし単体では軟骨にとどまることはできません。それを支える柱が必要です。その柱の量によって、その定着率が変わります。
ファイバープロテインが腰痛や膝痛の解決のカギ!
コンドロイチンやヒアルロン酸などの軟骨成分は、多くの水分を吸収して、ボヨンボヨンとした緩衝剤の役目をしています。しかしそれらの栄養を効率的にサプリメントから摂取しても、軟骨に留まってくれなくては役に立ちません。
軟骨は繊維がからまった塊のような土台に、さまざまな軟骨成分が付着しています。つまりその土台がしっかりしていないと、軟骨は弾力性を発揮することはできません。その繊維がファイバープロテインです。
軟骨の主役「Ⅱ型コラーゲン」
軟骨の土台を築くファイバープロテインは、Ⅱ型コラーゲンが担っています。
Ⅱ型コラーゲンは体内で作られますが、年齢とともにその生産量は減ってきます。このことが加齢により軟骨の修復がなかなか進まない理由です。修復が完了する前に摩耗する方が多いのがヒザ痛や腰痛の原因にもなっています。それを積極的に摂取することで、コンドロイチンやグルコサミンがしっかりと働いてくれるのです。
-プチ雑学-
コラーゲンを食品から摂ることもできますが、効率は悪いようです。コラーゲンを多く含む食品は、脂肪分も多く含みます。脂肪分は数十分で体内に吸収されますが、コラーゲンは繊維タンパク質であるため吸収までに数時間を要します。つまりコラーゲンを一般食品でとると、脂肪ばかりをとってしまうことになるのです。脂肪分ゼロの高吸収のサプリメントがおすすめです。
まとめ
・軟骨しっかりと修復するには、Ⅱ型コラーゲンが前提
・Ⅱ型コラーゲンはサプリメントでとるのが理想的
・その後、コンドロイチンなどの軟骨成分を摂取
コメント