スポーツに重要な栄養であるプロテインとアミノ酸。しかしミネラルやビタミン類が不足すると、その効果は激減します。
ミネラルは、ビタミン類の吸収や働きをサポートします。そしてビタミン類は、他の栄養素の吸収や働きをサポートします。それらが減少すると、それに合わせて、ほかの栄養素の働きも低下させます。つまりミネラル不足すると、アミノ酸やプロテインは効果を発揮できません。
◆運動機能をレベルアップするミネラル
◆究極の総合ミネラル
◆運動機能を低下させるミネラル
◆運動機能をレベルアップするミネラル
体に必要なミネラルは20種類。その関係はチームスポーツとよく似ています。1人だけ上手でも試合には勝てません。それぞれが協力し合って働くため、一番下手な選手がチームレベルの基準になります。ミネラルも同じで、最も(基準より)少ない成分のレベルが総合ミネラル力になります。1種類のミネラルだけを大量にとっても効果はあまりありません。反対に危険な状態に陥ることもあり、厚生労働省では注意を呼びかけています。(例:亜鉛だけをとる、カルシウムだけとるなど)
◆究極の総合ミネラル
そこで最もバランスよく、確実にとれるものが海水からつくった塩です。海水は人間の体液とほぼ同じ成分構成をしています。塩分を摂りすぎると高血圧になるといわれますが、それは精製されたナトリウムだけをとるために起こる現象です。バランスのとれたミネラルではさほど問題はありません。バランスがよくければ不要なものは排出する力も発揮します。
◆運動機能を低下させるミネラル
ミネラルを単体で過剰に摂取すると、息切れやめまい、筋肉がつる、エネルギー代謝不良など、さまざまな症状がでることがあります。摂取は栄養バランスの良い食事や海塩からとるのが最もいいのですが、日常的に不足しがちな方は総合ミネラルなどのサプリメントで摂取してください。
どうしても単体でとる必要がある場合は、総合的にミネラルを満たしてから、プラスしてください。バランスが良ければ、使われないものは排出されます。バランスが悪いと体内に蓄積して運動機能や内臓機能に影響を与えます。
◆まとめ
・ミネラルはすべての運動機能の基礎となる
・ミネラルは総合的にとること、特に精製していない海の塩がベスト
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