足首の捻挫が治らない?痛みが長引く原因と適切な処置

捻挫

 

捻挫の中でもっとも多いのが「足首の捻挫」です。足首の捻挫が再発したり、なかなか治らなかったりすることも多いようです。その原因と処置をご紹介します。

足首に過度な負荷を与えたことで「足首の捻挫」は起こります。スポーツをしていれば何度か経験したことがあるのではないでしょうか。日常的に発生する怪我のため「捻挫ぐらいなら自然治癒で大丈夫だろう」と軽く考えてしまいがちです。しかしこの判断はとても危険です。それにはいくつかの原因があります。

足首の捻挫が治らない原因

靭帯損傷の一種である捻挫は、「痛みがないから治った」わけではなく、まだ靭帯損傷が治癒しているとは限りません。治ったと勘違いして運動を再開したことで、足首に負荷をかけ症状が悪化したケースが「足首の捻挫が治らない!」もっとも多い原因です。そのほか後遺症による再発や、剥離骨折や軟骨損傷などが原因として考えられます。

  1. まだ完治していないのに足首に負荷をかけた!
  2. 足首の捻挫が後遺症化していて再発している!
  3. 剥離骨折や軟骨損傷などのケガを負っている!

いずれにしても、自分で判断しての運動再開は大きな間違いです。捻挫は想像している以上に運動機能に悪影響を与え、隠れ捻挫(後遺症)の対処をしなくてはなりません。イライラするほどの治療期間が必要かもしれません。

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正しい早期治療を行わなかったから

早期治療の遅れで、治療期間が長引くケースがあります。捻挫の重症度の判断は難しく、3~4日間様子をみるという方が多いようですが、これこそが捻挫を治らないものにしている原因です。

足首は4つの骨(脛骨、距骨、踵骨、腓骨)とそれをつなぐ「靭帯」で構成される関節です。捻挫は足首を捻ることで、靭帯に想定外の負荷がかかり発生する靭帯損傷で、程度によって3つのレベルに分類されます。重症度なのに痛みや腫れが少ないために、軽度と判断することで「治らない」原因になっています。

1度捻挫(軽症度)

靭帯が伸びている状態で、治療期間は2~3日程度です。痛みや腫れも少なく、軽傷の部類に入ります。注意して足を動かし、患部の血流を高めることが大切です。湿布やサポーターで処置をすれば、直ぐにでも歩行や運動ができます。

しかし軽症であっても靭帯を損傷しているので、あまり負荷をかけないようにしましょう。捻挫の再発や症状悪化が心配されます。多少大げさに思われても、2~3日間は安静にしましょう。

2度捻挫(中症度)

靭帯が部分的に切れている状態で、治療期間は2~3週間程度です。強い痛みや腫れを伴い、歩行が難しい状態です。基本的には、ギプスやテーピングで処置をしますが、場合によっては剥離骨折の可能性もあるため、医療機関で診てもらいましょう。

3度捻挫(重症度)

靭帯が完全に切れてしまった状態で、治療期間は1~2ヶ月です。激しい痛みと腫れを伴い、自力で歩くことも困難になります。ギプスや固定器具を使った長期間の治療となりますが、それでも治らない場合には、靭帯の結合手術が必要です。

捻挫癖や後遺症

捻挫が治ったかどうかは「痛み」ではなく「靭帯の状態」で判断します。靭帯の中には「痛みを感じにくい靭帯」があり、伸びているか、切れているか、脆い状態か、を判断する難しさがあります。このような靭帯の状態での運動再開が、捻挫が「癖」になり、関節が緩さや不安定さを感じます。

捻挫が完治したはずなのに、数年後に捻挫の症状に悩むことがあります。それは捻挫癖がある状態で、放置したり負荷をかけたりで「関節のしびれ・痛み・硬さ」を発症する「捻挫の後遺症」と考えられます。

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剥離骨折や軟骨損傷

痛みや腫れがひどく、数週間経っても治らない場合は、足関節の「剥離骨折」や「軟骨損傷」を疑ってください。足関節には、5つの靭帯と4つの骨が複雑な構造をしていて、可動域が狭いという特徴があります。「たかが捻挫」と自己判断せずに、しっかりと医師の診断を受けてください。

「足首の捻挫」に対する適切な処置

捻挫した場合、どの症状レベルでも応急処置を行います。スポーツの現場では「POLICE(ポリス)処置」が一般的に行われています。足首の捻挫をした時にも当然この応急処置を行います。

応急処置は「POLICE処置」で

POLICE治療 アイシング

足首を捻挫したときの応急処置として「POLICE(ポリス)処置」を行います。応急処置は「RICE処置」Rest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)が基本とされ、多くのスポーツ障害の現場で活用されてきましたが、今回足首の捻挫の応急処置として「POLICE処置」をご紹介します。

POLICEとは「Protection(保護)・Optimal Loading(最適な負荷)・Ice(冷却)・Compression(圧迫)・Elevation(拳上)」の頭文字を取ったもので、捻挫だけでなく、打撲や脱臼といったスポーツ障害に適した応急処置としても近年知られています。

Protection(保護)

装具を使って損傷部位を保護し、幹部の悪化や、2次的被害を防ぐことが目的です。特に足の捻挫は、患部を極力動かさないことが大切なので、添え木などを使って軽く固定してあげるのが良いでしょう。

Optimal Loading(最適な負荷)

近年では「治療期間中に安静に過ごすことが、逆に治療を遅れさせているのではないか?」という疑念が高まり、負荷を与えることが重要視されるようになりました。

特に、早期の段階で適切な負荷を与えるで、血液の循環促進や組織修復に欠かせないタンパク質の増殖が期待されています。ただし「適切な負荷」をかける際は自分で行うのではなく、必ず医師の判断のもと行うようにしてください。

Ice(冷却)

アイスパックに氷を入れたものや冷却スプレー(現在はあまり使用されない)を使って、捻挫した箇所を冷やします。痛みを軽減するだけでなく、内出血や炎症を抑えるために効果的です。冷却方法は「15~20分程度冷やしたら、一度外して状態を確認します。冷やした時間と同じ程度の時間を安静にして、痛み・腫れ・熱を感じるようなら再度冷やします。

しかし冷やし過ぎには注意して下さい。最悪の場合”凍傷”になる危険性があります。氷を使って冷やす際は、直接当てるのではなく、包帯やバンテージを巻いて、皮膚を保護してから冷やすと、凍傷を防ぐことができます。また初めての方でも、冷たさで嫌がることなく冷やすことができます。

Compression(圧迫)

弾性包帯を使って患部を軽く圧迫します。それにより患部の内出血や腫れを防ぐことができます。

しかし強く巻き過ぎると、神経や血管まで圧迫してしまい、循環障害を引き起こす恐れがあります。できるだけ定期的に痺れや皮膚の変色等をチェックして、違和感が少しでもあったら直ちに外しましょう。

Elevation(拳上)

内出血や腫れを防ぐため、損傷部位を高く上げて保ちます。できれば心臓より高い位置に持ち上げるのが理想です。足首の捻挫では、患者を仰向けで寝かせ、足の下にクッションや枕を敷く方法が一般的です。

継続的な治療

医師の判断を仰ぐ

POLICE処置で応急処置を施したら、直ちに医療機関を訪れましょう。その際は「どのようにして怪我をしたか」前もって状況を整理しておき、具体的に説明することで診断がスムーズになります。

足首の捻挫は甘くみてはいけません。たとえ「軽くひねった程度」であっても、医師の診断を終えてから運動に復帰すべきかどうか判断してください。

継続的な治療

診察後に「継続治療が必要」な場合は、医師の判断のもと、電気治療やリハビリ治療が開始されます。怪我の程度にもよりますが、中長期の継続治療が予想されるでしょう。

しかし、通院が嫌になり途中で断念してしまうと、治るものも治らなくなってしまいます。捻挫という怪我は、私たちが想像する以上に根深いですので、根気よく治療を続けてください。

早期治癒に欠かせない方法

足首捻挫の超音波治療

自己治療として「超音波治療」や「栄養療法」という方法があります。早期治癒に効果がある治療法で、すでに骨折に関しては、多くの治験が行われています。患部付近の細胞の活性化が報告されており「捻挫」の治癒にも効果的と思われます。超音波治療は多くの病院で行われている治療法で、治療器も市販されています。

また靭帯損傷の早期治癒には、靭帯成分の積極的摂取も有効とされています。靭帯損傷部分では靭帯成分であるコラーゲンの合成が大量に行われています。コラーゲンを経口摂取することで、コラーゲンの合成を促進させるという研究報告もされています。あわせてコラーゲン合成を担うビタミンC、治癒代謝を促進するビタミンB群やビタミンA、細胞活動を活性化させるバランスのとれたミネラルの摂取が必要です。

その他、適度に足首を動かすことが大事です。現在の治療法では完全固定による弊害が指摘されており、痛みのない範囲で適度に動かすことで治癒を早めるといわれています。また動かさないことで起こる、筋力低下と靭帯の弾力性低下が復帰を遅らせます。

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徐々に負荷をかけ、完治へと向かう

痛みがなくなり、可動域も正常になると、医師から「運動の許可」がおります。その際は、いきなり激しい運動をせずに、軽いジョギングから始めるなどして、足首に徐々に負荷を与えるようにしましょう。ストレッチや軽い筋トレを行うのも効果的です。

足首の捻挫が治らない!のまとめ

「足首の捻挫」は発生頻度が高い怪我なので、自己治療で済ませてしまいがちです。しかし軽度の捻挫であっても、病院で診てもらうことをオススメします。また治療開始が遅れるほど、症状が悪化します。怪我をした当日もしくは翌日には、医師に診てもらいましょう。重度の捻挫で「短期間では治らない」と診断されても、焦らず安静に過ごすことを徹底し、少しでもリハビリ期間を短くできるよう努めましょう。

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