スポーツ界が注目するファイバープロテインとは?

ファイバープロテイン

 

スポーツ機能は「ファイバープロテイン」の質と量に左右されます!特に怪我の多い骨・関節・腱・靭帯の柔軟性と強靭性は、ファイバープロテインが作り出しています。それが20歳を境に減少するのです!

ファイバープロテインとは!

骨のタンパク質繊維

ファイバープロテイン(Fibrous Protein)とは、繊維状タンパク質の総称で、真皮、骨、軟骨、腱、靭帯、血管などの主要な構造成分です。(タンパク質は球状と繊維状の2種類がある)

ファイバープロテインは、コラーゲン、ケラチン、エラスチンなどの種類があり、中でもコラーゲンは体内タンパク質量の1/3を占め、伸縮性、弾力性、柔軟性のもとになるタンパク質です。

コラーゲンは運動機能と深く関わっていて、その質と量によって運動機能が変わります。そのコラーゲンは、分子構造や機能性によって数十種類に分類されます。各機能を詳しくお知りになりたい方は「身体レベルが激高するコラーゲン効果の完全ガイド」をご覧下さい。

ファイバープロテインの主な働き!

ファイバープロテインは、体の骨格、運動機能、柔軟性、伸縮性、弾力性を作り出しています。また怪我の早期回復や予防にも影響します。関節などはファイバープロテインを主な成分として構成されます。鍛えられないと思われてきた部分でも、負荷と栄養を上手に使うことでケアすることが可能です。

骨の30%はコラーゲン

骨内のタンパク質の状態

骨の土台を作ります。骨のファイバープロテイン(骨タンパク質)は「Ⅰ型コラーゲン」が主成分です。コラーゲンはスポンジ状の土台となり、それにカルシウムがはまり込みます。

一般的に骨はカルシウムと思われがちですが、骨タンパク質があることで、カルシウム(無機物)が定着し、柔軟性や弾力性が生み出されます。折れない骨の素、骨密度の素というわけです。

詳しくは「骨折の治療期間を3倍早める2つのタンパク質」まで

軟骨の50%はコラーゲン

軟骨も骨と同様に、コラーゲンが土台を作ります。軟骨はⅠ型のほかにⅡ型コラーゲンの役割が大きく、それらがコンドロイチンなどのぷるぷる成分を抱え込みます。コラーゲンが、軟骨の弾力性の土台を築き、損傷にも対応できる軟骨をつくります。

腱と靭帯の90%はコラーゲン

腱や靭帯などのスジ類は、繊維タンパク質の塊でファイバープロテインそのものです。あまり使わないと、栄養が行き届かなくなり硬化しやすくなるので、適度な運動で伸縮させることが大切です。

体が硬くなりがちな方は、毎日ストレッチなどをルーティンにすることをおすすめします。

血圧・心拍数を安定させる!

血管の収縮機能

血管の断面

血管の伸縮は、ファイバープロテインの機能です。血管内壁の実に9割がファイバープロテインで、膨張や収縮を担っています。

運動などで血流が急増したら、血管を膨張させ心拍数を安定させます。反対に集中するときは、体の血管を収縮させ脳に血液を送ります。これがスムーズにいかないと、ちょっとした運動でも心拍数が上がり、動悸・息切れ・めまいの原因になります。

血管の柔軟性の低下は、心臓への負担増加につながります。

その他の機能

その他にもファイバープロテインは、眼球や爪、肌や筋膜にも多く存在します。さらに細胞同士をつなぎとめ、細胞間物質として細胞への酸素や栄養の供給、細胞内の老廃物を排出したりします。

新陳代謝や疲労回復、運動機能の向上に大きな役割を果たしているのです!

怪我が治らない体が硬くなる原因!

ファイバープロテインは年齢とともに減少!

コラーゲン量は年齢とともに減少

ファイバープロテインは20歳前後をピークに減少します。

それにより柔軟性や弾力性が失われ、体が硬くなる、心拍数が上がりやすい、瞬発力が低下する、怪我しやすくなる、怪我の治りが悪くなる、などが現れてきます。

 

ファイバープロテインの減少ストップ!

コラーゲンの増加

ファイバープロテインの減少と止めるには、コラーゲンの経口摂取(食べること)が効果的とされます。必要量としては、成人男性で乾燥体換算3~5g、激しい運動をされる方や怪我をしている方は、その倍~3倍が望ましいと考えています。

食べる時の注意点として、コラーゲンを含む食品は脂質の含有量が多い特徴があり、脂肪分の少ない食材を選ぶか、サプリメントの利用が効果的です。

 ファイバープロテインまとめ

  • ファイバープロテインは繊維状のタンパク質
  • 主な種類は、コラーゲン、ケラチン、エラスチン
  • 主な役割は、弾力性、柔軟性、伸縮性などの運動機能
  • 必要とされる部位は、関節、靭帯、筋膜、血管、骨、軟骨など
  • 不足すると、運動機能の低下、身体的老化や硬化、怪我や故障など
  • ファイバープロテインを摂取することで、ある程度ケアできる

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Q&A

コラーゲンは食べても効果がない!?
コラーゲンを摂取してもコラーゲンになるとは限らない?

コメント

「スポーツ界が注目するファイバープロテインとは?」に対する66件のコメント

  1. 17歳、男子、競泳をしています。
    今回足の甲が腫れ、痛みを伴います。レントゲンでは骨の異常は見られませんが、疲労骨折との診断でした。試合が10日後にはあるので出来るだけのことをしたいのですが、こちらの商品で有効に摂取する時間帯とかタイミングがあれば教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。

    1. 下記のご質問の回答を参考にしてください。

  2. 67才男性です。農業、弓道をやっています。
    両膝の関節に痛みがあり、正座、あぐらともに出来ない状況です。ファイバープロテイン使用で改善可能でしょうか?通院も予定しています。

    1. 改善するかどうかを明言することはできません。また症状は状態も分からず、検診もしていないので、適切なアドバイスができません。
      ただ言えるのは、ファイバープロテインは関節回りにとって重要な栄養素です。年齢が高いほど減少傾向にあるので、期待できると思います。ただし医薬品ではないので、治るや痛みが取れる、どれくらいでよくなるかなどは表現できません。あくまでも減少している栄養を補給するものです。

  3. シンスプリントにもいいですか?

    1. シンスプリントは過労性の脛部痛で、筋肉や筋膜が関係しています。ぜひとも試していただきたいと思います。

  4. すみません。追加質問です。
    骨折治癒のためには、いつ飲むのがいいですか?

    1. 運動される方は運動後が理想です。激しい運動をする場合は、運動前と運動後が良いかと思われます。運動ができない場合は、成長ホルモンが最も多く分泌される就寝時にあわせて、就寝前1~2時間前がよいとされています。
      ご参考までに!

  5. サッカーを本格的にしている高校生の息子が上前腸骨棘の剥離骨折をしました。半年前には腰椎の分離骨折で辛い思いをしたので、今回こそは早い治癒と復帰を目指しています。中学時代には3度、上肢の骨折(サッカーでの接触プレーで)してるので、骨の脆弱さが気になってましたが、これを試すことで、早期治癒とともに、骨の強さも改善されますか?

    1. 骨の主成分は、Ⅰ型コラーゲン(ファイバープロテイン)とカルシウムです。乾燥重量の約3割がコラーゲンで7割がカルシウムといわれています。その他にもリンや他のタンパク質もありますが微量です。
      まずはカルシウムを定着させるコラーゲン線維が充足されていることが大事です。骨内のコラーゲン(タンパク質の一種)量は、運動不足でも過剰な運動でも低下する傾向にあります。それが不足すると、骨内部にあるへちまタワシの様な土台が少なくなり、骨量または骨密度はあがりません。またコラーゲンが劣化(代謝不足)することで柔軟性が失われ、硬く折れやすくなります。特に激しい運動をされるかたは、Ⅰ型コラーゲンの摂取が重要です。

      またカルシウムについてですが、牛乳による過剰摂取は反対に骨密度の低下を招く恐れがあります。吸収性の良さから血中濃度が高くなり、恒常性機能を保つために急いで排出するためです。野菜などの食品で摂ることをオススメしますが、牛乳で摂る場合は温めるか料理に使うことでスロー吸収になり、極度な低下は起こらないとされています。
      ご参考までに、

      1. 詳しい解説をありがとうございました。息子はカルシウム成分の多い牛乳をよく飲んでいるので、控えるように伝えます。SPEED3Xは朝食前と寝る前に飲むようにしています。

  6. 15才の娘がブラウント病でイリザロフ法による創外固定をして4ヵ月が経過しました。少しずつ骨生成がされてきていますが創外固定を除去するまでには至ってません。SPEED3Xによって骨生成が促進されますか?

    1. スポコラ スピード3Xは、薬ではなく骨再生を謳える商品ではありません。あくまでも補助食品として、骨構造の中心的な成分であるⅠ型コラーゲンを効率的に摂取するものです。

  7. 大腿骨骨折(人工骨頭術後)を起こし、骨融合が少し遅れてます。
    45歳です。
    骨融合のアシストとして使用を考えています。
    骨融合促進につながりますか?

    1. ぜひお試しください。
      今までの多くの方から、うれしい報告を頂いております。

  8. 8歳の息子が腕(肘の少し上)を骨折して10日程です。
    成長期の子供でもSPEED3Xの効果は同等に得られるでしょうか。
    また、成分的に問題はないでしょうか。
    ご教示お願い致します。

    1. お問合せありがとうございます。
      成分的には、小さなお子様が食べても問題になる原料は使用していません。ただ5歳以下ですと1包では多いかと思われますが、8歳であれば通常量がいいと思います。
      成長期は特に多くの栄養を消費します。小学生ぐらいまでに吸収する栄養が、骨格などの形成に重要な役割をしますので、ぜひ摂っていただきたい世代です。ちなみに骨格や骨密度のピークは10歳代後半~20歳代前半で、このレベルの高さが死ぬまで影響します。(骨密度は年齢とともに低下しますが、低下率が同じでもピークが高いと違いがでますよね!)

      私は中学生になるまでに5回も骨折をしていますが、それが丈夫な骨への探求につながっているのかもしれません。骨の健康度は免疫力とも大きく関係しているので、若いうちに丈夫な骨を作ることを意識してください。

      早く回復しますように!