筋膜リリースの効果を高めるファイバープロテイン

筋膜とは?

 

「筋膜のゆがみ」は肉離れ、肩コリ、腰痛、疲労感、不眠、神経障害、パフォーマンス低下の原因です。

すべての筋肉を包んでいる筋膜は、スポーツや日常生活で歪みや癒着が起こりやすく、炎症や破損が生じることもあります。筋肉痛・肉離れ・四十肩・関節痛なども、この筋膜炎の影響しているとされます。

通常は自然に修復されますが、酷使や年齢によって筋膜の修復力が低下することがあります。その筋膜を改善するのが「筋膜リリース」または「筋膜はがし」で、すでに多くのアスリートが取り入れています。そして筋膜の成分がⅠ型コラーゲンを中心としたファイバープロテインです。

筋膜とは?

筋肉組織の膜

「筋膜」は筋肉を包むⅠ型コラーゲンを主としたファイバープロテインの薄い膜で、筋線維や筋束、内臓*など体内のあらゆる器官を包んでいます。筋肉や内臓がバラバラにならず定位置に収まっているのは、筋膜同士が連結して支えあっているからです。

全身の筋膜はつながっているため、損傷箇所とはまったく違う部位で、ハリや痛みが起こることがあります。また筋膜の硬直は可動域の減少につながります。

*内臓膜は「漿膜(しょうまく)」といわれ、腹膜、胸膜、心膜など、部位ごとに名称が変わります。また脳や脊髄は硬膜、くも膜、軟膜という髄膜に守られ、骨は骨膜によって守られています。いずれの膜もⅠ型コラーゲンを主成分とした薄い皮膜であるため、ここでは総じて「筋膜」としています。

参考ページ:コラーゲンの完全ガイド/ファイバープロテインの働き

筋膜障害の影響!

筋膜ネット

筋膜の炎症・ゆがみ・癒着・破損・硬直は、筋肉の痛み・ハリ・コリ・炎症・可動域減少などの障害を引き起こします。

筋膜障害は、筋肉や関節だけでなく、神経や血管も圧迫します。その結果、神経障害自律神経失調症、疲れやすさと回復力の低下免疫機能の低下うつや不安神経症の原因にもなります。

筋膜障害で起こる症状

筋肉のハリ、筋肉痛(実際は筋膜痛)、肉離れ、捻挫、頭痛、肩コリ、腰痛、ひざ痛、四十肩、五十肩、その他関節痛、関節の可動域の減少、冷え性、むくみ、便秘、太りやすさ、不眠、疲労感、全身のだるさ、捻挫を起こしやすくなる、息苦しい、ぽっこりお腹、猫背、O脚、X脚、神経痛、手足のしびれ、自律神経失調症、免疫低下、うつや不安神経症などの神経障害など

筋膜障害の3つの原因!

筋膜が障害を起こす原因は、大きく分けて3つあります。

①酷使しすぎ

回復の許容を超えて筋肉や関節を酷使すると、筋膜炎を発症します。酷使は運動のし過ぎだけでなく、同じ姿勢を長時間続けることでもあります。防止するには、限界値コントロールと休憩が大切です。

②運動不足

運動不足で身体が硬くなることを経験した人も多いと思います。これは筋膜動が少なくなると、血流の減少とコラーゲン線維の硬化が起こり、筋膜などの皮膜群の柔軟性が低下します。

③加齢

肩コリや腰痛リスクは、加齢により増加します。その原因は筋力の衰えやストレスといわれますが、最大の要因はコラーゲン線維の硬化にあります。それは関節や血管の柔軟性もに影響します。

加齢でコラーゲン産生能力が減少すると、血管の伸縮性の低下による血流量の低下、筋膜のハリや柔軟性の低下、体液の流動性の減少などが起こります。

その他の原因

その他にも、感染症や疲労物質の蓄積、活性酸素の影響などでも筋膜の硬縮や炎症を発症させます。

筋膜リリースとは?

筋膜&筋膜リリース

その筋膜を正常に戻すのが『筋膜リリース』または『筋膜はがし』といわれるストレッチ法です。通常のストレッチとは違い、腱や部分的な筋肉を伸ばすのではなく、面を伸ばしながら押すのがポイントです。いわゆる「押し伸ばし」という方法で、運動をするしないに関わらず、毎日継続することが大切です。

また筋膜の主要成分で、柔軟性の元になっているファイバープロテインを経口摂取することで、さらに筋膜リリースの効果が期待されます。しかしファイバープロテインは、年齢やストレスなどで硬化しやすく、筋膜の柔軟性を失う原因になることもあります。

ファイバープロテインの効果と硬化の対策!

具体的な筋膜リリースはこちらでご紹介しています。

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