筋膜リリース大特集!痛みや不調の原因を5分で解消!

筋膜&筋膜リリース

話題の筋膜リリースは、トップアスリートからあまり運動をしない方まで、慢性的な疲労、腰痛、ひざ痛、肩コリ、肉離れ、体調不良に苦しむ多くの人が実践し、効果を実感しています。

筋膜の硬縮や癒着による筋肉のハリや痛み、関節痛や可動域低下、慢性疲労や回復の遅れ、自律神経の乱れ、免疫力低下は、1日5分の筋膜リリースで正常化することができます。

痛みの原因は筋膜の障害!?

筋膜の障害で起こる8つのこと!

筋膜の障害(筋膜の硬縮、癒着、ゆがみ、捻じれ、炎症、損傷など)は、さまざまな症状の原因になっています。体の中では筋膜の障害によって、次のようなことが起こっていると考えられます。

神経や血管を圧迫

  1. 血液やリンパの流れが悪くなる
  2. 関節の可動域が減少し、関節痛になりやすい
  3. 骨格がゆがみ、姿勢や重心バランスが崩れる
  4. 内臓が下がり、内臓機能やコンディションが悪化
  5. 自律神経が乱れ、精神不安や失調症を引き起こす
  6. 新陳代謝が低下して、メタボなどの原因になる
  7. 慢性的な疲労やケガなどの回復期間が長くなる
  8. 免疫力の低下により病気になりやすく治りにくくなる

筋膜は第2の骨格!

筋肉組織の膜

筋膜とは、筋肉を包んでいるコラーゲン線維の薄い膜のことです。細い筋線維一本から筋肉組織(筋束)まで包んでいます。他にも血管、神経、骨、じん帯、腱、内臓など、体内のあらゆる器官が筋膜によって守られています。

筋膜は「第二の骨格」ともいわれ、筋膜だけを取り出すことができれば、その人だけのボディースーツができるとされるほど、人体のカタチをデザインしています。

筋膜の痛み3つの原因!

スポーツをしていると、様々な痛みを感じることがありますよね。筋肉、アキレス腱、関節・・・・

しかしそれらの多くは、筋膜の炎症による痛みかもしれません。そもそもアキレス腱などには神経はありません。アキレス腱が痛むのは、それを包んでいる筋膜の炎症です。コラーゲン線維で織られた薄い膜が、歪んだか、捻じれたか、破れたか、すり減ったか、癒着したかによる炎症と考えられます。 

一部のゆがみが全身に影響?

破れたストッキング

全身の筋膜はつながっているため、一部のゆがみは全身に影響します。ストッキングをつまむと、その反対側が引っ張られるように、背中の筋膜のハリが肩コリになったり、ふくらはぎの筋膜の癒着が腰痛を引き起こしたりします。

筋膜のゆがみは、血管を圧迫して血流量を減少させます。その結果、栄養や酸素の供給量を低下させ、回復や修復が遅れ、痛みや炎症を増幅させます。さらに神経を圧迫することで、神経痛やしびれの原因にもなります。

筋膜がゆがむ3つの原因

筋膜は伸縮性や弾力性に優れている反面、下記の原因によって硬縮して機能が低下します。これはコラーゲンの性質そのものです。

1、酷使と運動不足が原因

筋膜ネット

筋膜を構成するコラーゲンは、使い過ぎても使わなくても、硬く縮んでしまいます。

激しい運動のほか、椅子に長時間座るなど同じ姿勢を続けることも酷使になり、筋膜の硬縮の原因になります。

また運動不足で筋膜を動かさないでいると、血流量が低下して伸縮性などの機能性が失われます。

2、活性酸素による筋膜のゆがみ

コラーゲン線維は、とてもデリケートなタンパク質で、活性酸素に弱いという特徴もあります。筋肉の酷使、喫煙、化学物質、紫外線、暴飲暴食、ストレスなどで増加する活性酸素が、コラーゲンを劣化(老化架橋)させ、線維の硬縮を引き起こします。

3、年齢で増加する筋膜のゆがみ

筋膜のゆがみは、歳を重ねるほど増える傾向にあり、子供のころにはなかった痛みやコリが起こるようになります。筋膜がコラーゲン線維で造られている以上、加齢によるコラーゲン産生量の減少と劣化は避けられません。20歳代中ごろから低下するコラーゲン代謝が、筋膜の障害が多くなる要因です。

筋膜リリース2つのポイント

肩の筋膜炎

効果的に筋膜リリースを行うには「押して」「伸ばす」の2つがポイントになります。筋肉を伸ばすというよりは面を伸ばすイメージで、指圧などのピンポイントで押すのではなく、広い面で押すことが必要です。

筋膜リリースは通常のストレッチと違い、筋肉や腱などではなく、筋膜へのアプローチです。 

筋膜リリースの3大効果とは?

筋膜リリースで筋膜のゆがみを修正することで、様々な改善が期待されます。その改善の根拠になる筋膜リリースの効果が3つあります。

①あるべき姿に戻す!

腰のくびれなどのボディラインに変化が現れます。これは内臓や骨などが本来の位置に戻ることによります。身体のゆがみが解消され、血液や体液の流れがスムーズになり、代謝効率があがります。

②血流を改善する

筋膜がゆがみは、血管を圧迫して虚血を起こします。疲労やケガの回復の遅れ、冷えやむくみ、便秘や代謝不良などの原因になります。筋膜リリースで血流を改善することで、それらの症状が緩和します。

③自律神経を正常化し免疫をアップする!

筋膜のゆがみは、神経系を圧迫して自律神経を乱れさせます。体調不良や痛みの慢性化の原因にもなります。筋膜リリースは神経を圧迫から解放することで、それらの症状を解消します。

*筋膜リリースは万能ではありません。原因が別にあるケースや、症状が悪化することもあります。

筋膜成分ーファイバープロテイン

筋膜リリースの4大プログラム

筋膜リリースは基本プログラムのほかに、症状や目的ごとに3つのプログラムに分けることができます。いずれの方法も「押して」「伸ばす」をしながら、1ヶ所10秒ほど行います。

1、基本プログラム

筋膜リリースの基本!

全身の筋膜はつながっているため、1ヶ所のゆがみは全身に影響します。その中でも特に影響が強い筋膜を、いくつかのグループに分けることができます。

その分け方は、考え方によって異なりますが、ここでは4つのブロックに分けます。

2、痛みやコリに効くプログラム

国民病ともいわれる腰や肩のコリ、時には痛みをともなう症状なども、筋膜の状態が大きく関わっています。また運動による障害の多くも、筋膜が関わっているとされます。

これらの症状は、人それぞれの姿勢や癖が大きく影響しています。ご自身のクセを見つけることで、効率的に筋膜をリリースすることができます。

3、体調不良に効くプログラム

4、競技力アップと障害予防に効くプログラム

  • マラソンの障害予防と技能向上のための筋膜リリース法
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注意!筋膜リリースをしてはいけないケース

筋膜リリースは万能ではありません。筋膜リリースをすることで症状を悪化させることがあります。

内出血を起こしている、炎症が強くなった、または広がった、内臓に疾患がある、痛みが強くなる、医師から運動制限を受けているなどの場合は、筋膜リリースを控えてください。

強く押し過ぎたり、同じところを何度もしたりすることで、炎症が強くなることがあります。筋膜リリースは、体のバランスを整え、各機能を正常化するもので、直接的に病気が治るものでもありません。

筋膜リリース大特集のまとめ

体の痛みや筋肉のコリ、体調不良や運動機能の低下は、筋膜のゆがみが原因になることがあります。筋膜のゆがみはボディバランスを崩し、血液や体液の循環を悪化させ、神経を圧迫し、関節の可動域や運動機能を低下させます。

筋膜のゆがみは「筋膜リリース」で解消することができます。筋膜リリース法は「押して」「伸ばす」ことで効果を発揮します。その方法や症状や目的別にプログラムされていて、1ヶ所10秒ほどで起こうことができます。

筋膜リリースを行うことで、筋肉のコリや痛みの解消だけではなく、体調不良の改善、ケガや障害の予防、関節の可動域や競技能力の向上を図ることができます。

<注意事項>

筋肉の痛みやコリ、可動域の減少や疲労回復の遅れなどの症状の原因は、筋膜のゆがみや炎症の他にも、様々なものが考えられます。ここでご紹介した対処法は、何らかの病気や疾患などを伴わず、一般的に健康体といわれる方の慢性的なコリやハリの原因のひとつに、筋膜の影響があることとして示しています。痛みによっては筋膜リリースをしてはいけないケースもあるので、痛みが激しい場合や少しやって心地よくならない場合は、医師に相談してください。

<参考図書>

「NHKガッテン! 「肩」「腰」「ひざ」改善の全身らくらく体操」NHK科学・環境番組部 編集/主婦と生活社「NHKガッテン!」編集班 編集、「1日1分痛みとこりがラクになる筋膜リリース」瀧澤幸一著/マイナビ出版、「つらい傷みから解放させる筋膜リリース・メソッド」瀧澤幸一著/高橋書店、「人体の張力ネットワーク 膜・筋膜―最新知見と治療アプローチ」竹井仁訳/医歯薬出版、「内部機能障害への筋膜マニピュレーション 理論編」Luigi Stecco, Carla Stecco 著/ 竹井 仁訳/医歯薬出版、「筋膜はがしで、肩こり・腰痛が治る!」滝澤幸一監修/マガジンハウスムック、「アナトミー・トレイン 第3版: 徒手運動療法のための筋筋膜経線」板場 英行著/医学書院、「トリガーポイントと筋筋膜療法マニュアル」Dimitrios Kostopoulos, Konstantine Rizopoulos著/ 川喜田 健司翻訳/医療の日本社、

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