慢性疲労を解消する筋膜リリース効果を高める方法

多くの方が感じる「慢性疲労」

病院へ行くほどではないが、何となく疲れがとれない気力がわかない思考力や集中力が低下している、スッキリ起きられない、などの原因不明の疲労感は、筋膜のコリによる自律神経の乱れが疑われます。

その筋膜のコリは、1日5分の筋膜リリース(筋膜はがし)で解消することができます。

慢性疲労の原因は自律神経?

自律神経網

自律神経は、すべての器官(心臓、肺、胃腸、血管、ホルモン、脳、子宮、膀胱など)の働きを支配しており、交感神経副交感神経の2つでバランスをとっています。

交感神経は働きを活発化させ、副交感神経は抑制します。この2つの神経バランスが乱れると、心身的にさまざまな症状を引き起こし、慢性疲労の原因ともされています。

筋膜が自律神経を圧迫!

筋膜のゆがみやコリは、この自律神経を圧迫し、乱れを生じさせます。それが「疲れがとれない」「回復に時間がかかる」「気分がのらない」などの原因になることがあります。(*1)

自律神経の乱れを整える!

慢性疲労の筋膜

自律神経は、腰、背中、首周りに集中しています。そのため、その周辺の筋膜をリリースすることで、慢性疲労の改善が期待されます。

特に、脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)、頭板状筋(とうばんじょうきん)、多裂筋(たれつきん)、中殿筋(ちゅうでんきん)を中心にリリースしていきます。

脊柱起立筋の筋膜をリリース!

慢性疲労回復の筋膜リリース

あお向けになり、ポールを腰の下あたりにあてます。全身の力を抜きながら、背骨周辺の筋肉を伸ばすイメージで、少しずつ上に移動させていきます。両腕を上げると、肩甲骨周辺の筋膜もより深くリリースされます。

所要時間は1ヶ所10秒ぐらいを目安にしてください。

多裂筋の筋膜リリース!

多裂筋の筋膜リリース

壁を背にして腰上のくぼみあたりにテニスボールをあてて圧迫します。激しい痛みがあるときは、筋膜障害が起こっている恐れがありますので、無理をせずゆっくりと時間をかけて行ってください。

お風呂上りなどの体が温まった状態で行うと、より効果的です。この方法で中殿筋をリリースすることもできます。

頭板状筋の筋膜をリリース!

頭板状筋の筋膜リリース

頭を倒し、首の脊椎に沿って、指で押し伸ばします。

まずは左手で頭を左側に傾けます。右手で右耳の斜め後ろの生えぎわから、首筋に沿って指先で圧迫していきます。反対側も同様に行います。

または仰向けになり、ポールを首下におき、首を左右にゆっくりと振りながら圧迫していきます。

中殿筋の筋膜をリリース!

中殿筋の筋膜リリース

お尻の上部、斜め後部分が中殿筋です。ここの筋膜のコリは、腰痛やギックリ腰にも関係しますので、念入りにリリースしましょう。

腰をひねってポールに座り、前後左右に動かしながら、中殿筋の押し伸ばしていきます。かなりの確率で痛みを感じますが、それほど筋膜障害を起こしやすい部分です。

 

*1:筋膜リリースで慢性疲労感が解消しなかったり、症状が強い場合は、「慢性疲労症候群」や「睡眠障害」など、ほかの疾患の疑いがあります。病院で診断されることをおすすめします。

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